中古戸建の売却時の注意点

不動産売却を検討し、数社に査定依頼をした場合のよくある失敗例として多いのが

 

・一番高い査定金額をだした不動産会社で進める。

 

があげられます。お客様はどうしても車を売却する時等のように売却査定をして提示してもらった金額が売却できる金額と思い込みやすいと思いますが、車などの査定は基本的に「買取査定価格」です。その為、いわゆる査定してもらった会社がこの価格なら弊社が買いますよという査定価格になっています。その場合は、一番高額な査定をした会社でそのまま進めるのが当然です。

しかし、

不動産の売却査定の場合は基本的には「売りに出してみて実際に売れるまでいくらで売れるのか誰もわからない」のが実際のところです。

 

査定金額　イコール　売れる金額ではない！！

 

まずはこれだけでも、理解した上で不動産会社を選ぶのが得策と考えます。

 

そして次に重要なのが、会社のネームバリューだけで選ばない。

 

これも非常に重要なポイントになってきます。

 

市場に売りにでている不動産というのは基本的に「どこの不動産会社様がお客様をつけてもいい」というのが大前提になっています。ですので、不動産売却時に売主様が押さえるべきポイントは、

 

「引渡し後にもめない為にも（安全な不動産取引の為にも）建物の現状を正確に把握して、それを正確に買主様に伝える」

 

事が非常に重要となります。

先ほどのネームバリューで選ばないという理由はそこにあります。

建物に対する専門知識は担当者によって大きく差があるからです。

売主様は建物に長く住まわれているけど、売主様が気づかないような建物の不具合部分といったところを、不動産売却を担当する営業マンがしっかりと把握できかつそれを書面にして伝えきれるかどうかは、担当者の経験や知識によって変わってくるからです。会社の規模と営業マンの知識量は比例しないのが実情といえます。

そういった経緯から、現在は不動産を売却する際に私たち不動産業者は売主様に「建物状況調査」をおこなうかどうか必ず確認することとなっています。

とは言うものの、不動産の知識があまりない一般のお客様が、それよりも知識のある不動産業者を選定するのはとても勇気のいることだと思います。

安心して下さい。

不動産売却の媒介契約は必ず「3ヶ月」できれます。

途中からでも業者の変更は可能です。

 

これから売却を考えているお客様に少しでも役にたてば幸いに思います。

 

不動産売却を通して買主様も売主様も笑顔になれるように今後も精進して参ります。

 

不動産にまつわるお悩みにつきましては、浦添市にあります「ここちエステート」をお気軽にご利用くださいませ。